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江戸時代の「寛永行幸」行列 京都市内で来年再現へ 

2025年10月31日 18:00

江戸時代、後水尾天皇が徳川幕府の招きを受けて二条城に行幸した「寛永行幸」の行列が、来年京都市内で再現されることになりました。

京都市中京区の二条城で31日、記者発表が行われ、関係者らが概要や意気込みを語りました。寛永行幸は、1626年、徳川幕府が後水尾天皇を二条城で5日間にわたってもてなした江戸時代最大級ともいえる行事で、このときのもてなしや美術や工芸の流れが寛永文化として花開いたと伝わっています。記者発表では、この行幸から400年となることを記念して、来年12月6日に行幸行列を再現した時代行列を、京都御所から二条城までの区間で実施することが発表されました。寛永行幸の行列は総勢およそ9000人でしたが、今回の行列は当時の行幸行列の象徴的なところを中心に数百人規模を予定しているというところです。

【寛永行幸四百年祭実行委員会 濱崎加奈子 プロデューサーの声】
「全国の方が集った行幸行列でしたので、全国の方々に関心を持っていただき、一緒に盛り上がっていただけたらと思います」

二条城では、12月7日まで、行幸行列の一部を表現したミニチュア人形が展示され、寛永行幸四百年祭をPRします。

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