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歌舞伎俳優の八代目尾上菊五郎さんと六代目尾上菊之助さん親子が京都市東山区の清水寺を訪れ、屋号「音羽屋」の由来となった音羽の滝を参拝しました。
尾上菊五郎さんと菊之助さん親子は黒紋付き姿で外国人観光客らでにぎわう清水寺の境内を進み、音羽の滝へと向かいました。江戸中期の名優・初代菊五郎は京都生まれで、屋号の音羽屋は、音羽の滝が由来になっています。参拝は、二人の襲名披露となる12月の吉例顔見世興行を前に行われたもので、滝の前に立った菊五郎さんは、襲名の報告と興行の成功を祈願しました。
【歌舞伎俳優 尾上菊五郎さんの声】
「初代が清水寺の音羽の滝で歌舞伎役者としての決意を固めたその場所で、新たに決意を固めて、音羽の滝の清らかな水の力をいただいて、常に舞台の上では心を清らかにして、これからも懸命に舞台を務めてまいりますとお祈りさせていただきました」
以前、清水の舞台で父と「二人道成寺」を披露した経験をもつ菊五郎さんは、いつか息子の菊之助さんと清水の舞台に立ちたいと夢を語りました。



 
    









