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菊の愛好家が丹精込めて育てた自慢の作品が並ぶ毎年恒例の菊花展が、京都市左京区の府立植物園で開かれています。菊花展は、府内の菊の愛好家の団体・京都菊花連合会の会員らが丹精込めて育てた菊を展示していて、ことしは様々に仕立てられたおよそ200鉢の菊の花が植物園を彩ります。このうち、小菊を用いた盆栽仕立ての作品は、長い根が岩や木の上を這ったり網のような模様を作るなど、多彩な造形の美が訪れた人たちの目をひきつけます。また小菊を刈り込んだり編んだりして仕立てたオブジェも見どころで、バラエティと色彩豊かな作品は幅広い層に菊の魅力をアピールしています。ことしは、厳しい暑さが長く続いたことから菊の栽培が難しかったということです。愛好家らの力作が並ぶ菊花展は、11月15日まで開かれています。













