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1年の世相を漢字一字で表す「今年の漢字」、過去30年分の書を集めた企画展が、京都市東山区の漢字ミュージアムで始まりました。
1995年に始まった「今年の漢字」は、日本漢字能力検定協会がその年の世相を表す漢字一字を公募するもので最も応募数の多かった字が例年12月に清水寺で揮毫されます。会場には、開始から去年までに発表された全ての漢字30点が展示されていて、巨大な和紙に書かれた迫力ある文字からは、世相の移り変わりを感じることができます。なかでも「金」は、去年も含め過去5回選ばれ、それぞれの字の異なる筆遣いを楽しめます。この企画展は来年2月23日まで開かれ、ことし12月12日に発表・揮毫される「今年の漢字」も12月23日から展示に加わる予定です。