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大阪・関西万博を契機に京都の茶文化を広める「きょうとまるごとお茶の博覧会」のグランドフィナーレを飾る「北野大茶会」が11日から京都市上京区の北野天満宮で始まりました。京都市上京区の北野天満宮で11日から3日間開催される「北野大茶会」を記念して、11日午前、オープニングセレモニーが行われ、主催者を代表して京都府の西脇知事が「京都のお茶の魅力を再認識し、茶文化に親しみ感じていただく貴重な機会になれば」とあいさつしました。北野大茶会は、1587年に北野天満宮で豊臣秀吉が開いた「北野大茶湯」にちなんだもので、大阪・関西万博を契機に京都の茶文化を国内外の人々に広める「きょうとまるごとお茶の博覧会」のグランドフィナーレを飾るイベントです。会場では、表千家や裏千家、堀内家など、茶道4家元2宗匠と煎茶道3流派が日替わりで茶会を開くほか、府内の団体による野点茶会も行われます。訪れた人たちは、温かいお茶と和菓子を味わいながら優雅なひと時を過ごしていました。このイベントは、13日まで北野天満宮で行われます。