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熱戦が繰り広げられた滋賀国スポ。
滋賀県が誇る琵琶湖を舞台に行われたローイングでは、京都チームが優勝ラッシュをみせてくれました。
1キロの直線コースで行われるローイング、4つのボートが一斉に漕ぎ出しその着順を争います。
2人が2本のオールを漕ぐ少年男子ダブルスカル。
海洋高校3年・滝口と京都工学院高校2年・西川のペアが決勝に挑みました。
スタート直後から抜け出します。
【声】京都チーム 滝口靖幸選手(海洋高校3年)
「最初の500メートルまでに勝負を決めようと思ってスパートをかけた」
2人の作戦通り前半のスパートを守り切り、見事優勝を果たしました。
【声】京都チーム 滝口靖幸選手(海洋高校3年)
「後半までしっかりとスピードをしてくれて助かった」
【声】京都チーム 西川元喜選手(京都工学院高校2年)
「練習から付きっ切りで一つ一つ丁寧に教えてくれて、試合でも滅茶苦茶やる気をおこしてくれたので感謝しかない」
2人が生み出した京都チームの波は続きます。
5人が力を合わせて進む少年男子かじ付きクォドルプルで宮津天橋・京都工学院の3年生チームが挑み、京都勢としてこの種目初めての優勝、高校最後のレースで涙を浮かべました。
【声】少年男子京都チーム全員
「京都はひとつ!」
京都チームのトリを飾ったのは、成年男子ダブルスカルの櫻間・遠山の日本代表コンビです。
3年前の栃木国体では東京都代表として優勝しました。
【声】京都チーム 遠山秀雄選手(伏見工業高出身・NTT東日本)
「予選ではスタートしてからのトップスピードが出なかったので、そこを2人で話し合ってボートをしっかり動かして、身体を振り切ってスピードを出していこうと修正して今回の決勝に取り組めた」
他チームを寄せ付けず圧巻の強さを見せました。
初めて京都を背負い国スポの舞台で故郷に錦を飾った櫻間と遠山は喜びもひとしおです。
【声】京都チーム 遠山秀雄選手(伏見工業高出身・NTT東日本)
「高校からボートを始めて、故郷の選手として京都代表として出場できることをすごく誇りに思う。
優勝という形で恩返しすることができて大変うれしく思う」
【声】京都チーム 櫻間達也選手(京産大付属高~同志社大・NTT東日本)
「京都の方々がボートの準備などサポートしてくれて、自分たちはレースに集中することができた。
地元だからこそ自分たちも勝ちたい気持ちがより一層強くなって今回の結果に繋がったと思うので本当に感謝の気持ちでいっぱい」
【声】2人
「京都はひとつ!」