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滋賀国スポ・グレコローマンレスリング 少年男子65kgで京都八幡高校の鸙野大河選手が優勝!「将来の夢は世界選手権優勝!」

2025年10月3日 18:00

滋賀県で行われている国民スポーツ大会。
選手が全身全霊をかけて相手に真剣に向き合うスポーツ「レスリング」、中でも上半身の攻防のみで戦う「グレコローマン」は、投げ技などダイナミックな技が多く見られ、格闘技らしい迫力が見どころです。
「フリースタイル」では3階級で金メダル獲得となりましたが、「グレコローマン」でも京都勢が躍動しました。
滋賀県栗東市で行われたグレコローマンレスリング。
試合時間は3分間の2ピリオドで行われ、合計得点の多い方が勝者となります。
少年男子65kg級には、京都八幡高校2年の鸙野大河選手が出場しました。
7月のインターハイに続き、8月の全国高校生グレコローマン選手権でも優勝し、急成長中の選手です。
準決勝では、秋田県代表の相手の背中へ回りこむと、続けざまに相手を90度以上回転させるなど、危なげなく勝利し決勝へとコマを進めます。
迎えた決勝戦。
三重県代表の弓矢翔太選手と初めて対戦しました。
「フリースタイル」で優勝を決めた同じ高校の田島翼選手らが見守ります。
鸙野は開始直後から前へ出て相手にプレッシャーをかけると、まずは背中へ回り込みポイントを奪います。
そして再び、相手の背中へ回り込むことに成功します。
4対0とした鸙野、最後ずっと練習してきたという投げ技で勝負を決め、雄たけびを上げました。

【声】京都チーム 鸙野大河選手(京都八幡高校2年)
「優勝できたのがまずうれしい。
(フリースタイルに続き)自分も優勝できて安心。
しっかり前に出て相手が崩れたところを点数取りきるという自分のいいレスリングができた。
最近練習している首投げもかけられたので、ひとつ自信につながった」

高校3冠を達成し、勢いがとまらない鸙野ですが、謙虚さを失わずさらなる飛躍を誓います。

【声】京都チーム 鸙野大河選手(京都八幡高校2年)
「おごらず、この結果をしっかり受け止めてまた次もがんばりたい。
将来の夢は世界選手権に出て優勝することです」

男子71kg級では丹後緑風高校の江口翼選手が3年間の集大成として決勝に挑みました。
千葉県出身の江口は、努力し続けた京都での3年間が自分を成長させてくれたと言います。
決勝で敗れはしましたが、堂々の2位です。

【声】京都チーム 江口翼選手(丹後緑風高校3年)
「(高校3年間は)自分の人生の中で、一番濃い3年間だったと思います。
自分を一から変えたというか、(基礎を徹底するという)先生の考え方に納得していて、京都に来て良かった。
世界で活躍できるような選手になって、人の心を動かすような選手になりたい」

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