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京都サンガ J通算100試合出場・佐藤響選手の特別な思い「サポーターの応援で走れるシーンも多くある!」

2025年10月3日 18:15

サッカーJ1の京都サンガは、前節セレッソ大阪戦で4試合ぶりの勝利を飾りました。
この試合でJリーグ通算100試合目の出場を果たした佐藤響選手の魅力に迫ります。
佐藤響選手は、プロ1年目の2022年夏、サガン鳥栖から12年ぶりにJ1に昇格した京都サンガに加入しました。
流通経済大学時代には、チョウ監督から指導を受けた経験があります。

【声】京都サンガ チョウ監督
「学生時代を知っているので、非常に戦える選手だとはわかっていたので、サイドバックにポジションを変更した。
いろんなことがありましたが、いい感じに成長してくれている」

もともと、佐藤選手はミッドフィルダーでしたが、チョウ監督がサイドバックに起用して才能が開花し、チームと共に成長しています。

【声】京都サンガ 佐藤響選手
「年を重ねるごとに、サイドバックとしてのプレーヤーになってきたと思っている」

同じサイドバックの福田心之助選手と須貝英大選手も佐藤選手のプレーに触発されています。

【声】京都サンガ 須貝英大選手
「本当にアグレッシブな選手で、攻撃にも出ていきますし、しっかり守備をした中で、ハードワークできる選手なので、今、サイドバック3人で状況によって出場していますが、いい競争をしながら、いいシーズンを送れている」

【声】京都サンガ 福田心之助選手
「本当に京都サンガを一番体現しているというか、あれだけ相手選手の懐に入っていけるのは、佐藤選手じゃなければできない。
逆サイドで、試合に出場することが多いが、あのガッツあるプレーは、刺激になる。
右に来たら俺がやってやろうと思える。
刺激しあえるというか、試合中にも刺激しあえる仲間というか、先輩です!」

9月23日、町田ゼルビア戦。
1点を追うサンガは、後半、PKのチャンスを迎えます。
しかし、ラファエル・エリアス選手がPKを外します。
嫌なムードが漂うなか、チームを救ったのは、佐藤選手の勇気あるプレーでした。
ペナルティーエリアでファウルをもらいPKを獲得!
原大智選手の同点ゴールを生みました。

【声】京都サンガ 佐藤響選手
「本当に人生をかけて試合をしているので、あのシーンでボールや相手から逃げることは、絶対にない。
このチームを背負って、出場できない選手もいる中で、そういう選手の分まで戦わないといけない。
あのプレーは必然的だと思う。そこは変えずにやっていきたい」

PKを獲得した佐藤選手のプレーに対してチョウ監督の評価は?

【声】京都サンガ チョウ監督
「何か特別なことをやったわけじゃなくて、いつも通りのプレーがあのプレーになった。
非常にチームを勇気づけたゴールのきっかけを作ってくれた」

残り6試合、そのうち5試合をサンガはホームで戦います。
佐藤選手にとってホームでの戦いは、特別な意味を持っています。

【声】京都サンガ 佐藤響選手
「ホームで試合をできることが、自分の中ですごくうれしくて、ここ最近の試合や今年の入場者数がすごく多くて、高揚感が出る。
後半、サポーターに向けて攻めるシーンが、自分の中で(気分が)上がるものがあって、後押しされている感じもあるし、サポーターの応援によって、走れるシーンも多くある。
サポーターの応援が力になっているのは事実なので、あと6試合、一緒に戦っていただいて、最高の景色を見られるように、一緒に戦って欲しい」

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