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滋賀県で熱戦が繰り広げられている国民スポーツ大会。
9月30日、滋賀県栗東市で行われたレスリングでは、京都チームが大活躍を見せてくれました。
成年男子フリースタイル97キロ級に出場したのは、網野高校出身の高橋夢大です。
鍛え上げられた肉体を武器にパワーで相手を圧倒します。
静岡県出身で現在は兵庫県の実業団チームに所属する高橋ですが、高校時代を過ごした京都チームで国スポの舞台に立ちます。
【声】京都チーム 高橋夢大選手(網野高校出身)
「静岡でレスリングを始めて、それまでは実績が全然無くて、変わるきっかけをくれたのが網野高校での3年間だった。
卒業した後でも少しでも京都に貢献できればと思って」
決勝に進出した高橋、ここでも持ち前のパワーで優位に立ちます。
試合時間わずか1分37秒で決着、相手に全く自分のレスリングをさせず、優勝を果たしました。
【声】京都チーム 高橋夢大選手(網野高校出身)
「まだまだ恩返しが足りないので、また京都としてこうやって貢献できたらと思う。
最終的な目標は3年後のロサンゼルス五輪で優勝することなので、また練習して強くなっていきたい」
少年男子フリースタイルでは4階級で京都勢が決勝進出、51キロ級の日星高校2年・池田は試合終了直前まで攻め続けるもポイントを奪えず準優勝、55キロ級の丹後緑風2年・清水は一瞬の隙をつかれ、フォール負けで優勝を逃します。
60キロ級に登場した春の選抜王者、京都八幡3年・田島翼は、優勝を逃したインターハイでのリベンジを狙いました。
チャレンジャーとして攻めるレスリングができたと語った田島、夏の悔しさをバネに高校最後の大会で優勝を飾りました。
【声】京都チーム 田島翼選手(京都八幡高校3年)
「良かったです・・・(涙)
苦しい3年間だったが周りのサポートを受けて、どんどん強くなることができて、最終的には国スポで1位を取ることができて、頑張ったなと思う」
80キロ級に出場の京都八幡2年・小西は、上半身の強さを生かし相手を倒すとそのまま両肩を
抑えてフォール勝ちで優勝、喜びを爆発させました。
【声】京都チーム 小西寿選手(京都八幡高校2年)
「自分を教えてくれる指導者が過去に高校で5冠しているので、その先生に続いて僕も5冠できるように頑張りたい」