ニュース
中京区役所で29日、ハチミツの採取が行われ、見学に訪れた市民らがとれたてのハチミツを味わいました。
中京区役所の屋上には、100種類以上の植物が育つ庭園があり、区と市民ボランティア団体・「京・みつばちの会」、それに京都先端科学大学が協力して、2011年からニホンミツバチの飼育に取り組んでいます。ハチミツ採取の見学会は、年1回行われ、今回は事前に申し込んだおよそ50人が参加しました。重箱を重ねたような形状の巣箱を、みつばちの会のメンバーが工具を使って解体、蜜のつまった上段を取り外しました。坂本文夫・京都先端大名誉教授によるミツバチの基礎知識の講演に続いてとれたてのハチミツの試食がはじまり、参加者は、屋上庭園や近隣の世界遺産・二条城などから集められた「世界遺産のハチミツ」を味わっていました。