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「きらら」や「ひえい」など個性豊かな列車を運行している京都市左京区の叡山電鉄は、27日、開業100周年を迎え、記念の式典が行われました。叡山電鉄の前身である京都電燈は、洛北の観光開発や比叡山延暦寺への参拝などを目的に、1925年(大正14年)9月27日、出町柳駅と八瀬駅間で開業しました。27日午前、左京区の八瀬比叡山口駅で行われた記念式典には、国土交通省や地元関係者らが出席し、叡山電鉄の豊田秀明社長が「これまでの100年に感謝し、次の100年も未来を切り拓くため歩んでいきます」とあいさつし、くす玉を割って開業100周年を祝いました。また、ホームでは、着物の文様をモチーフに今年度中にデビューする予定の展望列車「舞」が披露されました。叡山電車では、茶山や八瀬遊園など旧駅名の入った記念入場券を販売するほか、27日と28日の2日間は、小学生以下の乗車運賃が無料になる「こども無料デー」を実施しています。