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夏休みの宿題などで児童・生徒が製作した便利グッズや工作物など、アイデアあふれた作品展が伏見区の京都市青少年科学センターで行われています。この作品展は、京都発明協会が主催したもので、小学生から高校生を対象に、この夏に開催した創造性コンクールに出品された109点すべてが並んでいます。今回のコンクールの最高賞にあたる京都府知事賞を受賞した同志社小6年、張桜子さんの注射器の水圧などで動く「マジックハンド」が展示されています。この作品は体の不自由な人が使えるように、工夫して作られたものだということです。また「人類の進化」をテーマにした作品は、アウストラロピテクスやホモサピエンスの姿を紙粘土で制作しています。このほか箱の中に太陽系を再現した模型や、自作の泡だて器でホイップを調理した際のリポートなども展示されています。訪れた家族連れらはアイデアにあふれた子どもたちの作品をじっくり眺めていました。この作品展は21日も行われます。