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プロバスケットボール、B1の京都ハンナリーズは、今シーズンの開幕を控え、B2の神戸とのプレシーズンマッチに臨みました。
新チームを一目見ようと訪れたたくさんのブースターは、初のお披露目に胸を躍らせます。
【声】ハンナリーズ・ブースター
「わくわくしています。
新しい選手もたくさん入ったので、どんな活躍してくれるかなと思ってワクワクしている。」
「"小川(麻斗)選手"とか、"ゆり百音選手!?"とか期待しています。
「ホール百音!」
「ごめんなさい」
「(渡辺)竜之佑がんばれ♡」
「去年まで福井にいた渡辺竜之佑選手が京都ハンナリーズに移籍になったので応援にきました。
京都ハンナリーズと福井ブローウィンズの二刀流でいこうと思います」
今シーズンからヘッドコーチが変わった京都ハンナリーズ。
伊佐勉体制では初となる対外試合に挑みました。
今年の京都が目指すスタイルは、アップテンポなバスケットボール。
京都は試合開始直後から、激しいディフェンスで試合の主導権を握ります。
オフェンスリバウンドを奪いゴール下で強さを見せると、今度は外から3ポイントを決めるなど、理想的な展開へと持ち込みます。
前のシーズンでは33勝27敗でリーグ3位と、6シーズンぶりの勝率5割超えを果たしました。
13人中9人の選手が引き続き、京都でプレーすることになりましたが、昨シーズンの勝利をけん引したガードの岡田侑大が退団、その穴を埋めるべく、千葉ジェッツから期限付き移籍で小川麻斗が新加入し、機動力をいかして得点する場面が見られました。
同じく新加入のフォワード・ホール百音アレックスは、フィジカルの強さ・ドライブ・3ポイントが武器といい、3ポイントも沈めるなどコートで躍動しました。
伊佐ヘッドコーチ体制の元プレーするのは、今回が4チーム目という新加入の渡辺竜之佑も、長身ながら複数のポジションをこなし活躍しました。
さらに、まだ来日2週間足らずというアメリカ出身でフィリピン代表のジェイミー・マロンゾも出場直後から得点に絡むなど、さらなる活躍を予感させました。
試合は81対60で京都が勝利し、スピード感ある試合に魅了されたファンは、開幕への期待に胸を膨らませました。
【声】京都ハンナリーズ 伊佐勉監督
「チームのやりたい方向性を選手たちが、しっかり表現しようという努力がみられて大半うまくいったので、すごくいいファーストゲームになった。
きょうの試合には満足しているが、まだまだ今年のハンナリーズはこうあるべきだというのを、みんなで共有して戦っていけたらなと思います」