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歴史の研究者や愛好家らが一堂に会して、交流を図るイベントが京都市左京区の京都市国際交流会館で開かれています。この「歴史フェス」は研究者と愛好家が一緒になって歴史を楽しもうと去年から始まったもので、京都での開催は今回が初めてです。14日は午前10時からオープニングセッションとして京都市在住の直木賞作家・澤田瞳子さんが登壇し、歴史の研究と創作活動の関係性について自らの経験を語りました。また会場には、書籍の販売や研究発表など27のブースが並びました。なかでも山形大学は山形市にある歴史的建造物の旧済生館本館の非公開部分をVRで見学できるブースを出展しています。また、同志社大学で文化財のデジタル保存を研究するメンバーは源氏物語に香りの描写が多いことに着目してほのかに香るしおりなどを販売しています。このイベントは14日午後6時まで開かれています。