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関西の6大学が所属する関西学生野球の秋季リーグが9月6日に開幕しました。
13シーズンぶりの優勝を目指す立命館大学は関西大学との初戦に臨みました。
リーグ通算39回の優勝を誇る立命館大学は、2019年の春季リーグ以来、13シーズンぶりの優勝を目標に掲げます。
開幕戦のマウンドを託されたのは、立命館のエース・有馬。
侍ジャパン大学日本代表の実力を誇る最速151キロの左腕は、来年のドラフト候補としても注目を集めます。
1点のリードをもらい迎えた初回、先頭バッターを三振にきってとりますが、その後、ヒットとフォアボールで2塁・1塁と得点圏にランナーを許すと、関大の5番・鹿熊にタイムリーを打たれ、同点に追いつかれます。
さらに、続くバッターにもレフト前に運ばれ、逆転を許します。
2回以降は、立て直せたという有馬、5回には、2者連続三振を奪うなど、落ち着いたピッチングで関大打線を抑え、味方の援護を待ちます。
すると7回表、立命館の攻撃、ここまで有馬をリードしてきたキャッチャー・西野が2ベースヒットで出塁すると、得点のチャンスに、バッターは7番・福井。
レフトへのタイムリーヒットで同点に追いつきます。
その後、両者追加点を奪えず、試合は延長戦へともつれ込みます。
初戦を白星で飾り、勢いをつけたい立命館は、10回、フォアボールとヒットで1アウト3塁・1塁とすると、坂下の内野ゴロの間に、1点を勝ち越します。
さらに、続く川端のレフトへのタイムリーで4対2、リーグ優勝に向け、立命館が好スタートを切りました。
【声】立命館大学 3年 有馬伽久投手(愛工大名電高校出身)
「開幕戦の先発を任されたということで、初回に2失点してしまったのはチームにとって良い試合のスタートを切れなかったので、反省点。
味方が逆転してくれたので、次は自分が投げる時はチームを勝たせるピッチングをしたい。
チームとしてはまずリーグ戦優勝。
優勝から遠ざかっているのでリーグ戦優勝と日本一、個人としては来年もう一度侍ジャパン大学日本代表に選ばれて、ジャパンのエースになって日本を代表するピッチャーになりたい。
自分が投げる試合は絶対に負けないということを意識してやっていきたい」