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繕いの茶道具展 裏千家茶道資料館 京都市上京区

2025年9月7日 18:00

金継ぎなどで修復され、長年受け継がれてきた茶道具の美に焦点をあてた企画展が、京都市上京区の茶道資料館で開かれています。この企画展「繕いの茶道具」は破損した茶碗や茶入れなどの茶道具を修復し、繕われた後の茶道具の美しさや修復技法を紹介する展覧会で、会場には80点を超える修復された茶道具が並んでいます。展示される数多くの茶碗のうち、金と銀で繊細に修復された青井戸茶碗の「滝川」は、金継ぎと銀継ぎの二色の継ぎ目で川の流れや人との出会いを表現しています。また「高台寺蒔絵棗」の金継ぎは、縦方向にリズムよく配置されています。一方、三角形に欠けた部分にあえて別の染付を用いて、色や質感の対比を際立たせている室町時代に制作された茶碗も展示されています。さらに、割れた竹を鎹(かすがい)で打って接合し、鎹を装飾品のように配置した花入れも並びます。この企画展は12月7日まで行われています。

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