ニュース
色や形など植物を本物さながらに描いた絵画作品が、京都市左京区の府立植物園で展示されています。府立植物園の展示室に並ぶのは、植物画コンクールに全国から応募のあったおよそ100点です。植物画は、植物の形や色を緻密に、大きさを原寸大で描いた芸術作品です。今回、京都府知事賞を受賞した作品は、アーモンドの花と実と種が立体的に表現されていて、その横には、花びらの解剖図が描かれています。展示されているのは、どれも本物さながらですが、コンクールではデザイン性だけでなく、花の特徴の正確性、さらに花びらや葉の向きがいかに本物に見えるかが総合的に審査されたということです。色とりどりの植物を鑑賞できるこの展示会は、9月15日まで開かれています。