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八幡市のもみじ寺として知られる善法律寺(ぜんぽうりつじ)で、猛暑の中、サルスベリの鮮やかな紅色の花が満開となり、訪れる人の目を引き付けています。八幡市の善法律寺は、足利義満が参詣するなど足利家の代々の将軍の信仰を集めた緑豊かな律宗寺院です。寺の玄関に当たる表門に接するように、高さ10数mの大きなサルスベリが訪れる人を出迎えます。サルスベリの紅色の花が特に鮮やかに見えるのはサルスベリの背後に広がる男山に秘密があります。石清水八幡宮が頂上に鎮座する男山は山肌に天然の林が広がり、サルスベリは、この青々とした木々を借景にしています。枝からこぼれ落ちそうな満開の可憐な花は、男山の緑の借景でさらに鮮やかさを増し、9月中旬ごろまで見頃が続きそうです。また、寺の代名詞ともいえる紅葉は、ライトアップを11月29日と30日に行います。