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防災知識を学ぶ体験型施設・京都市市民防災センターの開館30周年を記念するイベントが開かれました。京都市南区の京都市市民防災センターは、地震や強風などの防災体験をするコーナーや講習などを通じて災害時に必要な知識や行動を学ぶ体験型施設です。30日は開館30周年を記念するイベントが行われ、キャンプ用のテントなどを張ってアウトドアの雰囲気をイメージした会場で、ダンボールベッドを活用した防災寝具のセットや災害時に必要な凝固剤を使う簡易トイレ、そのほか防災グッズの展示が行われました。また、防災センターに隣接する南消防署では、消防隊による訓練が行われ、訪れた人がその様子を見学しました。訓練は建物から出火し、逃げ遅れた人がいるという想定で行われ、放水銃を使った消火活動やはしご車による救助活動などが披露され、見学者からは拍手が起こっていました。これらのイベントは31日も行われます。