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全国中学校バスケットボール 京都精華学園中学、女子は3連覇!男子はベスト4敗退

2025年8月25日 18:15

8月24日まで鹿児島県で行われていた全国中学校バスケットボール大会に京都精華学園中学の
男女が出場しました。
男子の準決勝。
水色のユニフォームの京都精華学園は、関東ブロック代表の梅丘中学と対戦しました。
予選リーグでは接戦の末に勝利しているものの、非常にタフな相手で、選手、コーチ共に「もう対戦したくないと思っていた」と話す一戦。
第1、第2クオーターを全く同じスコアで終える、まさに一進一退の展開となります。
試合は、最終盤までどちらが勝つか全くわからない展開に。
残り30秒で京都精華の30番・林田の気迫のこもったドライブで1点のリードを奪います。
しかし、その直後に梅丘にスリーポイントを決められてしまうと、これが決勝点に。
悲願の全国優勝に挑んだ京都精華でしたが、惜しくも、ベスト4で敗退となりました。

【声】京都精華学園中学 片貝駿太キャプテン
「この夏も春も中々うまくいかないことがたくさんあったんですけど、今回の結果は残念ですけど、最後にチームが一つになれて終われたかなと思います」

女子の決勝戦は大会三連覇に挑む紺のユニフォームの京都精華学園と女子バスケの名門・東海ブロック代表の四日市メリノール学院の対戦となりました。
ここまで圧倒的な力で勝ち上がってきた京都精華でしたが、メリノールの11番・安井のスリーポイントシュートや相手の激しいディフェンスに苦しめられ、第3クオーターまでリードを許す厳しい展開に。
ここで山本綱義監督は、メンバーを全員入れ替える大胆な作戦に打って出ます。

【声】京都精華学園中学 杉本愛姫選手
「3年生のために自分ができることをやろうと、チームの雰囲気を盛り上げられるように頑張りました。
(ここまで引っ張ってくれた)3年生がすごいなというのと、2年生が途中で出たときに流れを変えられたかなと思うのでいい感じです」

選手全員に経験を積ませながら勝ち上がってきた京都精華だからこそ、ともいえるこの作戦が見事に的中し、流れを大きく変えます。
山本監督が「今年はスター選手がいない分、チーム全員が一丸となって戦わなければならない」
と話す通り、チーム全員で三連覇を手繰り寄せます。
再びスターティングメンバーがコートに戻ると、6番・永尾のスリーポイントシュートに、4番・松田のレイアップなどで逆転。
最後まで必死に食らいつくメリノールを振り切った京都精華が、先輩たちに続く三連覇を達成しました。

【声】京都精華学園中学 松田梨月キャプテン
「うれしかったです。安心という気持ちです。
夏の大会でいっぱい怒られてきて、しんどいつらい時間もあったけど、今は本当に優勝できてうれしいです。
先輩方が今まで優勝してくれたので、それをしっかり引き継いで後輩たちに次のバトンをつなげられるように、自分たちも絶対に優勝しようと言って練習に取り組んできました。
今まで自分たちの遠征とか練習に携わってくれた方に、ちょっとでも恩返しできたかなと思います」
Q.ジュニアウインターカップに向けて
「優勝したけど一からもう一度練習を頑張って、一戦一戦しっかり戦って、また優勝したいなと思います」

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