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全国高校野球 京都国際高校が2年連続ベスト8進出!先発・酒谷投手の父(32年前、夏の甲子園で優勝した育英高校の投手)「(息子は)ゲームを作る最低限の仕事はできている!」
2025年8月18日 20:00
夏の甲子園で2連覇を狙う京都国際高校は、3回戦で香川代表の尽誠学園と対戦し、3対2で接戦を制し、ベスト8進出を決めました。
1回に1点を先制した京都国際のマウンドには、背番号10番の3年、酒谷が立ちました。
息子を見守る父、敏さんは、32年前、夏の甲子園で優勝を飾った兵庫の育英高校のピッチャーでした。
【声】酒谷投手の父・敏さん
「まさか、こんな日が来るとは思っていなかった。
とにかく投げ急がずに、ゆっくり自分の間で投げてもらえたら」
甲子園の夢舞台。
注目の酒谷の立ちあがり、簡単にツーアウトを取りますが、2つのフォアボールを出しピンチを背負います!
打たせてとる投球術も父親、譲り。
酒谷は、1回を無失点で切り抜けます。
その後も酒谷はバックの固い守りに助けられながら試合を作ります。
3回のピンチもファースト小川の本塁への渾身のグラブトス!
2年生が甲子園初のマウンドの先輩を盛り立てます。
しかし5回、先発の酒谷は2点タイムリーを浴び、逆転を許します。
【声】酒谷投手の父・敏さん
「逆転は許しましたけど、なんとかゲームを作る最低限の仕事はできている」
160球を投げた2回戦から中2日、エース西村が6回からマウンドに立ち、相手打線を抑え込みます!
すると打線は8回、2アウトながら3塁・2塁のチャンスを作ると、3番小川は、ヒットを放ち、2人がかえり、3対2と逆転に成功します!
最後は、エース西村が締め、京都国際は2年連続のベスト8進出を決めました。
【声】京都国際高校 決勝タイムリーを放った2年 小川礼斗選手
「3年生と、もっと野球がしたいというのが一番強かったので、絶対勝つ気持ちがあらわれた」
【声】京都国際高校 6回から登板して無失点 3年 西村一毅投手
「酒谷投手を勝たせてあげたい思いでマウンドに上がったので、ほっとした気持ちが大きかった」
甲子園初登板 3年 酒谷佳紀投手
「僕が優勝することが、親も一番喜ぶことだし、それが親孝行になると思う。
精一杯頑張っていきます!」