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京都の風景を撮りつづけてきた京都を代表する風景写真家・水野克比古さんの写真展が、16日から京都市上京区堀川新文化ビルヂングで始まりました。水野克比古さんは、京都市上京区西陣出身で東京綜合写真専門学校を卒業後、新聞社に入社しました。その後、京都に戻り、風景や庭園、建築などを主な題材として撮影し、「京都写真」を確立する第一人者となりました。写真展は、半世紀以上に渡って撮影し、213冊を出版してきた水野さんの写真の中でも、世に出ていない写真を集めた本の出版を記念して行われたもので、写真集に載っている中から選りすぐりの38点が展示されています。なかでも、嵐電の線路内を歩く2人の少年の写真は、今では考えられない光景で、水野さん自身お気に入りの1枚だということです。写真展は8月24日まで行われていて、17日午後4時からは、ミニトークイベントとサイン会が開かれる予定です。