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京都府向日市の向日市文化資料館では、戦時下の生活をふり返る企画展が開かれています。企画展「くらしの中の戦争」では、戦争の記録や行政文書、市民から寄贈された遺品などの資料あわせておよそ500点が展示されています。明治時代に作成された徴兵にまつわる名簿や大陸を含んだ当時の地図にはじまり、徴兵が増え戦時色が濃くなった時期の様子を出征する兵士を見送る人々の写真や、戦死した兵士の遺品で説明しています。また、衣料を購入するための切符や小学校の教科書、防毒マスクなどの品々からは、地域社会を戦争が変えていくさまがうかがえます。この企画展は、今月31日まで行われています。