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サッカーJ1の京都サンガは、8月10日、第25節・アウェー名古屋戦に臨みました。
サンガは23年間、勝利のない鬼門・トヨタスタジアムで勝利することが出来たのでしょうか?
試合前には釜本邦茂さんの訃報を受け、黙とうが捧げられました。
天皇杯からは中3日、リーグ戦は7月21日以来となったサンガは、4月にけがをして以来、リーグ戦4か月ぶりにエースのエリアスが先発出場しました。
4万人近いサポーターがつめかけた豊田スタジアムでサンガは前半、ピンチを迎えます。
相手FWのユンカーにネットを揺らされますが、、、、これはオフサイドの判定でノーゴールに。
サンガはなんとか無失点で耐え、前半を折り返しましたが、後半16分、ゴール中央へのパスに再びユンカー。
バーで跳ね返ったところを押し込まれ、相手に先制を許します。
1点を追いかけるサンガは後半21分、平戸・須貝に代え、中野・佐藤を投入します。
するとその4分後でした。
交代で入ったばかりのルーキー中野がドリブルで相手をかわし、トゥーリオへ。
フリーになったトゥーリオからのパスに合わせたのはエリアス!!
舞い戻ってきたエースが、今シーズン9得点目となるゴールを決め、サンガが同点に追いつきます。
エリアス・トゥーリオのホットライン復活で、サンガが反撃ののろしをあげます。
後半37分には、自陣から一気に敵陣へのロングパス。
エリアスへはつながりませんが、相手のバックパスにエリアスが詰めると、連動したプレスでまたも中野がボールを奪い、エリアス。
こぼれたところを福田がシュート。
ネットを突き刺し逆転に成功します。
【声】京都サンガ DF2 福田心之助選手
「同点に追いついて僕たちもきょうのゲームは絶対に勝つぞと入ったゲームで、同点に追いついてからが、サンガの真骨頂だと思うので、あそこに僕が入っていかなかったら意味がないと思っていたので、しっかり決められてよかったです」
福田のキャリアハイとなる4得点目が決勝点となり、サンガが今シーズン5回目の逆転勝利をおさめました!!
サンガがアウェー名古屋戦で勝利するのは2002年以来、23年ぶりのことです。
【声】京都サンガ チョウ監督
「先発で出た選手が途中でバトンを渡すまで120%のプレーをする。
そしてその後に出た選手がそこを助ける動きをするという意味では、きょうはリレーがうまくいったと思いますし、名古屋グランパスのスタジアムで勝ったのは、監督人生、個人的にも初めてと思う。
それくらい圧力のあるスタジアムで勝ち点3をとった選手たちを非常に誇りに思います」