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日本の浮世絵や西洋の画家たちの作品を西陣織で表現した特別展が、京都市下京区で開かれています。西陣織あさぎ美術館には、絵画を緻密な西陣織で表現した作品が多く展示されています。日本の風景画のほか、ゴッホの「ひまわり」やモネの「睡蓮の池」なども織り上げられていて、日本文化からヒントを得た美的感覚いわゆるジャポニズムが感じられます。今回の見どころは葛飾北斎の「富嶽三十六景」の屏風で暗いところで光を放つ糸を使って織っていることから、照明の当たり方で違った表情を見せています。この特別展は12月26日まで開かれています。