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インドネシアの熱帯雨林が減少して絶滅の危機に瀕しているオランウータンの現状を伝える写真展が、京都市内のコーヒー店で行われています。京都市中京区の小川珈琲堺町錦店で行われている写真展は、世界有数のコーヒー生産国であるインドネシアのコーヒー生産者の支援やオランウータンの保護活動などを目的に小川珈琲が独自で8月に行っている「オランウータンコーヒー月間」の一環で行っているもので、ネイチャーフォトグラファーとして活躍する柏倉陽介さんが撮影した、保護施設で暮らすオランウータンの写真30点が展示されています。インドネシアでは、パームオイル農園の開発や紙の原料となる木材の伐採などが原因で熱帯雨林が減少し、オランウータンをはじめ、様々な動物が絶滅の危機に瀕していて、写真を通じて、特にオランウータンの置かれている現状を知ってほしいということです。小川珈琲では、オランウータンコーヒーの商品を販売したり、直営店では、8月限定の飲み物も販売されていて、購入することでオランウータンコーヒープロジェクトに協力できるということです。写真展は8月いっぱい開催されています。