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ヴィッセル神戸から京都サンガに期限付きで移籍加入したMF齊藤未月選手がサンガの練習に合流しました!
2年前、齊藤選手は大ケガをして、血のにじむようなリハビリの末、今シーズン試合に復帰しました。
しかし、神戸では出場機会に恵まれず、移籍を決断しました!
湘南ベルマーレ時代、師弟関係であったチョウ監督と齊藤選手の間には、堅い絆があります!
【声】京都サンガ 齊藤未月選手
「高校1年生の時にトップの監督がユースの練習を見に来ることは、普通のクラブではないことだが見に来てくれて。プロを意識させるような感覚にしてくれたのが、チョウ監督です。
プロの厳しさであったり、責任感だったり、早い段階で知れたからこそ、僕はプロになれた!」
【声】京都サンガ チョウ監督
「他の誰よりも齊藤選手の良さとか、性格をわかっているつもりです。
小さい時から何を獲得して、ここまで来たかも他の人よりも知っている」
2023年、齊藤選手はヴィッセル神戸で開幕スタメンを勝ち取り、主力選手として活躍していました。
しかし、その年の8月19日、第24節、ホームの柏レイソル戦で負傷退場。
その後、左膝の関節脱臼、靱帯損傷など、選手生命が危ぶまれるほどの大きなけがであることが明らかになります。
「未月とトモニ!」
ヴィッセル神戸は、これまで齊藤選手が所属した湘南ベルマーレ、ガンバ大阪と合同で応援企画を立ちあげました。
それは、多くの人の共感を呼びました。
【声】京都サンガ 齊藤未月選手
「本当に心を動かされましたし、自分が何のためにサッカーをやって、どういう選手になりたいかというのは明確になった」
その年の9月3日、サンガはJ1リーグ第26節でヴィッセル神戸と対戦しました。
チョウ監督は、試合後のインタビューで、齊藤選手のけがに触れました。
涙をこらえ・・・「治してあげてください」と。
【声】京都サンガ 齊藤未月選手
「もちろん病室で見ていましたし、けがをして初めてのホーム戦だったので、印象深い」
【声】京都サンガ チョウ監督
「ビッグクラブの中でやっと、ポジションを確立して出だしたばっかりだったので、その努力がこんな形で奪われるのかという気持ちになりました。
そこから誰のせいにすることなく自分の力で、今はい上がって、こういう機会がめぐって来たことは、あの時、僕が話したことから、今回、京都に来るまでのストーリーは、ある意味、必然だった。
過度な期待は禁物ですが、今の京都に必要な選手だと思う」
チームに貢献し目指すは、サンガのJ1初制覇です!
【声】京都サンガ 齊藤未月選手
「一日一日、120%全力でやることで、その先に何かがある。
サポートしてくれる皆さんがいれば、やり遂げられる。
規律を持ってしっかりやっていきたい」