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暑い夏を無事に過ごせるよう祈る祭りが、京都市内の神社で行われ、参拝者らは、水に浸かりひと時の涼を感じました。京都市北区の上賀茂神社で毎年この時期に行われる「賀茂の水まつり」は水の恵みに感謝し、暑い夏を無事に過ごせるよう祈る祭りで、境内にある摂社で、水の神をまつる新宮神社では、神職が祝詞を読み上げ、みこが舞を披露しました。一方、境内を流れる御手洗川では、厳しい暑さの中、参拝者が、川に入って涼をとり、設置された笹に、無病息災などの願いを書いた短冊を結びつけていました。このほか、祭りに協力している京都産業大学の学生が、みこしを担ぐ行事も行われました。学生は、みこしを担いだまま御手洗川に入り、威勢のいい掛け声とともに、水浸しになりながら祭りを盛り上げました。