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いけばなの高校日本一を決める「池坊 花の甲子園」の近畿大会が、26日、京都市内で行われました。出場者全員の「フラワー・ファイト」掛け声で始まったこの大会は、ことし17回目で、いけばなを学ぶことに誇りをもってもらおうと華道家元池坊が毎年開いています。ことしは全国から137校がエントリーし、26日の近畿大会には、西京高校や京都光華高校などの京都勢をはじめ、滋賀や三重からあわせて12校が参加しました。競技は、3人1組で行われ、ヒマワリやバラなど指定された花と、自分たちで持ち込んだ花や器も織り交ぜ制限時間30分で生け込みます。審査員の目が光るなか、参加者は3人で工夫しながら高校生らしい華やかな作品を創作しました。近畿大会は、滋賀の比叡山高校(大津市)が優勝を射止め、11月に京都で行われる全国大会に出場します。