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京都市上京区 京都御苑の中にある拾翠亭(しゅうすいてい)で、ピンク色の花をつけるサルスベリが見ごろを迎えています。京都御苑の南側にある九條池ほとりの拾翠亭は、江戸時代後期に建てられた公家・九條家の現存する建物です。建物の周りでは夏の花・サルスベリが七分咲きで見ごろを迎えています。鮮やかなピンクの花は池の水面にも映し出されていて、観光客は、写真撮影を楽しんでいました。サルスベリの名はサルも滑るくらい滑らかな木肌に由来しています。一方、花は朝開いて夕方にはしぼむ一日花ですが、別名・百日紅(ひゃくじつこう)と呼ばれるほど、次々にツボミをつけるのが特徴で、10月ごろまで、花を長く楽しめるということです。