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人手不足が深刻な保育士を確保しようと、京都市内の保育園が集う就職フェアが、19日、京都市内で開かれました。保育園就職フェアは、来年春に卒業する大学生や保育の仕事に興味を持っている人などを対象に、京都市保育園連盟と京都市が主催して開いているものです。会場には、京都市内にある民間の保育園や認定こども園など64園がブースを設け、園の担当者が、パンフレットやタブレットを使って、手当てや職場の雰囲気などをアピールすると、参加者らは熱心にメモを取るなどしていました。連盟によりますと、待機児童問題の解消から一転、定員割れや保育士不足などの課題解消に向けて、これまで年2回の開催だったものを、ことしから学生らが動きやすい夏休み前に初めて開催することにしたということです。京都市保育園連盟の櫛引雄一理事長は「たくさんいろいろなブースが出ていて、各園で楽しい取り組みを紹介している。この仕事は本当に楽しいので一度皆さんに経験してほしい」と語りました。