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総理大臣杯全日本大学サッカー関西予選 京都産業大は決勝で阪南大に負けるも、2部の立命館大が3位決定戦で勝利!

2025年6月30日 18:30

大学サッカーのビッグタイトル、総理大臣杯全日本大学サッカートーナメントの関西予選、「アミノバイタルカップ」の決勝と3位決定戦が、6月29日、吹田市で行われました。
すでに2大会連続3回目の総理大臣杯出場を決めている京都産業大学は、決勝で去年の総理大臣杯覇者の阪南大学と対戦しました。
前半4分、3年の末谷が左サイドをドリブル突破!
そのままゴールを決め、幸先よく京産大が先制します。
前半25分、4年の長谷川が絶妙なスルーパスで決定機を演出します。
このパスを受けたエースストライカー、3年の伊藤は慎重になり過ぎてしまい・・・チャンスをものにすることはできません。
前半、終了間際、京産大は、一瞬のスキをつかれ阪南大に同点とされると、後半11分には勝ち越しを許します。
1点を追う、京産大は5人の選手を入れ替え反撃しますが、得点には至らず、初の大会優勝とはなりませんでした。
それでも京産大にとって、今月は収穫の多い1カ月となりました。
6月11日の天皇杯2回戦では、J1の町田ゼルビアに2対1で敗れましたが、後半残り5分までリードを奪っていました。
この試合をきっかけに、チームがまとまり、アミノバイタルカップの4試合を戦い抜きました。

【声】京都産業大学 GK 徳若碧都主将(4年・山口・高川学園高校出身)
「天皇杯のJ1町田戦まで、チームがそんなにうまくいっていなかった。
負けましたが、いい刺激をもらえた。
ハードスケジュールではあったが、みんなタフにやってこられて、誰も弱音をはくことなく、タイトルを取るためにだけにやってこられた」

【声】京都産業大学 吉川拓也監督
「本当にJ1町田ゼルビアとの6月11日の決戦が、ひとつの基準になって、実となって、サッカーにもう一回、真摯に取り組むことになった。
しんどいとか、きついというよりも、ポジティブなエネルギーを発しながら(決勝まで)来られたので、それを後は残り半年のシーズン、来週の京都橘とのリーグ戦につなげていく。
その継続でしかない」

3位決定戦では、立命館大学が関西大学に勝利しました。
今シーズン、関西学生リーグ2部に降格した立命館大ですが、現在1部リーグ2位の関大から4点を奪って快勝しました。
関西の6位までが出場できる総理大臣杯へ堂々の3位で2大会ぶりに出場します!

【声】立命館大学 MF 大坪謙也主将(4年・京都サンガF.C.U-18出身)
「2部リーグに落ちてしまったという悔しさを全員が統一して持っているところが、強みかなと思っていて、そこで絶対1部の相手に負けたくない反骨心にもなる。
そこが一番の原動力になっていると思います」

また、この試合で、4年の瀬崎が1年ぶりに公式戦に復帰、ゲームキャプテンを務めました。
そして、貴重な先制点も決めました。

【声】立命館大学 MF 瀬崎耕平選手(4年・長崎日本大学高校出身)
「右ひざの前十字靭帯断裂を去年のちょうど、きょうにした日。
本当に手術して、そこからの長いリハビリがあってからのきょうだったので、試合にかける思いは、人一倍ありました。
長崎から出て来て、支えてくれた両親にも感謝したいですし、Aチームから落とさずに、ずっと信頼してくれた監督にも感謝を伝えたい」

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