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かつて宇治市から京都市伏見区にかけて存在した巨椋池(おぐらいけ)に由来するハスが、宇治市植物公園で見頃を迎えました。宇治市植物公園の巨椋池のハスは、昭和初期の干拓によって消滅したかつてのハスの名所・巨椋池に由来するおよそ80種のハスなど合わせておよそ160種・200鉢ほどを展示しています。巨椋池由来のハスは日本植物園協会が定める全国に17例しかない「ナショナルコレクション」にも認定されている貴重な植物を後世に伝える取り組みのひとつで、宇治市植物公園ではおよそ60年前から収集・栽培しています。見頃は、7月中旬ごろまでで、その見頃に合わせて宇治市植物公園では7月12日と13日の朝7時から専門スタッフが解説する観蓮会がおこなわれます。