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北陸新幹線の新大阪への延伸計画を巡って、京都仏教会は、計画の見直しを求める署名活動を、初めて、京都市内の街頭で行いました。京都仏教会は、北陸新幹線が福井県小浜市から京都へと南下する「小浜・京都ルート」の見直しを求めた署名活動を、ことし2月からおこなっています。28日は、僧侶などが、初めて街頭で署名活動を行いました。京都仏教会は、「小浜・京都ルート」のおよそ8割を占める地下トンネルの掘削により、地下水位の低下などが予想されると訴えています。京都仏教会の宮城泰年常務理事は「孫や子の代にツケを残さないように、今ここで止めなければ京都は本当に地下から破壊されていく」と訴えました。署名は、27日まででおよそ3万8,000人分集まっていて、京都仏教会は7月、集まった署名の数を京都府と京都市に報告する予定です。