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若い世代の薬物乱用を防ごうと、大学生などが京都市内で、街頭啓発をおこないました。6月26日は、国連が定めた「国際麻薬乱用撲滅デー」で、京都府や京都市などは毎年この時期に、薬物乱用の防止を呼びかけています。ことしは市内4カ所で呼びかけが行われ、合わせておよそ300人の大学生や専門学校生などが参加しました。京都府警によりますと、去年、府内で大麻の使用や所持などで検挙されたのは221人と、過去最多を更新し、そのうち、およそ7割が10代と20代だったということです。28日の参加者は、薬物の危険性を訴えたリーフレットを配ったり、募金をおこなったりして、薬物の恐ろしさと乱用防止を道行く人に呼びかけました。集まった募金は、発展途上国での薬物乱用防止活動に使われます。