自転車競技のＢＭＸパークで快挙です！
東京とパリのオリンピックで２大会連続５位に入った京都市出身の中村輪夢選手が、アクションスポーツの世界最高峰「Ｘゲームズ」で世界の頂点に立ちました！
自転車の車輪の一部を意味する「リム」、父・辰司（たつじ）さんは、自転車競技の「夢」を我が子の名に託しました。

【声】元ＢＭＸライダー　父・中村辰司さん
「（Ｘゲームズは）輪夢が生まれる前からあるので、小さい頃から見ていた"夢のステージ"です」

この日、中村輪夢は「夢のステージ」で頂点へ登り詰めます。
技の難易度などを競う「ＢＭＸパーク」の予選をトップ通過、迎えた決勝でも、独創的な大技を次々に決めました。
パリオリンピックの金メダリストなど実力者を抑え、念願の世界一に輝きました。

【声】中村輪夢選手
「ずっと取りたくて取れなくて、でも自分で言い聞かせるように、（優勝は）今回、今回って、関西で開催すると聞いてから思っていた」

【声】元ＢＭＸライダー　父・中村辰司さん
「（Ｘゲームズで）ついに初めての１位。
ゴールドメダルが取れたので、もうこれ以上ないというくらい完璧・・・」

【声】中村輪夢選手
「ここで終わりじゃない。
もっともっと頑張って、次のレベルにいきたい！」
　　　
世界チャンピオンから子どもたちへメッセージです。

【声】中村輪夢選手
「こういう競技は、人と違えば違うほど評価される。
子どもたちには、『みんなと別に一緒である必要はないよ』と思ってほしい！」
　
世界チャンピオンは"京都愛"が強めです！

【声】中村輪夢選手
「今も京都に住んでいる。地元が大好きです。
大好きな地元の人にもっと自分もそうですし、この競技も知ってもらいたいので、少しでも興味を持ってもらえたら、うれしい」