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マドンナカップ・ビーチバレー京都府予選 福知山成美高校同志の決勝戦は橘・長田ペアが優勝、橘選手は3年連続出場!

2025年6月23日 18:00

宮津市の天橋立でビーチバレーの全国大会出場をかけて、高校生が熱い戦いを繰り広げました。
高校女子ビーチバレーの頂点を決める「マドンナカップ」。
6月21日、その出場権をかけた京都府予選が行われました。
この大会3連覇を目指す福知山成美の橘柚希。
おととしと去年は先輩とのペアで、集大成と位置付ける今大会は後輩・長田瑠菜と挑みます。

【声】福知山成美高校 橘柚希選手
「今まで自分が3年間やってきたことを出して、ペアで楽しんで後悔ないようにできたらいいかな」

決勝戦の相手は、日頃ともに練習に励む福知山成美の奥田・冨安ペアとの対戦となりました。
28点の1セットマッチで行われる決勝戦、先制点を決めたのは、奥田・冨安ペアです。
すかさず、橘・長田ペアも取り返します。
両ペアの結成はことし4月、福知山成美では、これまで成績順でペアを決めていましたが、ことしは3年生の提案で、ミーティングを重ね、それぞれが目指すビーチバレーに最適な相手を選んだと言います。

【声】福知山成美高校 橘柚希選手
「長田選手はサーブやトス、スパイクがうまく(感性が)独特なので、ペアとして面白いなと思ってリクエストした」

【声】福知山成美高校 長田瑠菜選手
「自分が下がっていても声を出して、自分の元気をあげてくれたり、トスを上げるのも自分の気持ちを考えてあげてくれて、最高のプレーヤーです」

一方の奥田・冨安ペアの身長差は26センチ。(奥田 152センチ、冨安 178センチ)
ペアを組んだ理由を尋ねると、、、

【声】福知山成美高校 奥田ひより選手
「自分は拾えるけど身長が足りなくて攻撃面が心配で、冨安選手はスパイク力一番あるので組みたいと思った」

【声】福知山成美高校 冨安彩選手
「奥田選手のトスが良くて、自分が1本目をとればいいトスを上げてくれるという信頼のあるペアなので選んだ」

どちらもお互いをリスペクトし、結束力の光るプレーが続く中、試合を優位に進めたのは橘・長田ペア。
声出しで、雰囲気作りに成功します。
そしてウエイトトレーニングで下半身を鍛えたという橘が、安定したレシーブとスパイクで相手を追い詰めると、前半にリードを奪った橘・長田ペアが試合を制し、橘にとっては3年連続、長田にとっては初のマドンナカップ出場を決めました。
勝利し、思わず涙したのは後輩の長田でした。

【声】福知山成美高校 長田瑠菜選手
「ずっと緊張していて、橘先輩が2回マドンナカップに出場していて、自分のせいで勝てなかったらどうしようと考えていて、勝ててうれしかった」

【声】福知山成美高校 橘柚希選手
「3年間優勝できたことはすごくうれしいし、どんなラッキーボールでも二人で喜んで相手に圧をかけて相手よりも楽しめたことが勝因かなと思います。
長田選手には(自分の3連覇の)プレッシャーを背負わせてしまったけど、試合では頼もしい活躍をしてくれてすごく感謝しています」

【声】福知山成美高校 長田瑠菜選手
「ここまできたら日本一しかないので、橘先輩ともっともっと上を目指して頑張っていきたいです」

仲間の思いも背負って、マドンナカップで目指すはもちろん
「日本一!!」

京都の高校男子ナンバーワンもこの日に決まり、ことしは高さを生かしたプレーが武器という洛南高校の草開・田島ペアが、花園高校の大坂・関口ペアを下し、全国大会への出場を決めました。

【声】洛南高校 田島渉選手(2年)、草開幹選手(3年)
「ネット勝負だったら勝てると思うので、できるだけ頑張ってレシーブをあげて自分たちのしたい攻撃をできるように頑張ります。
全国優勝するぞ!おー!」

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