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京都市東山区の建仁寺の塔頭・両足院で、葉の一部が白く変化する「ハンゲショウ(半夏生)」が見頃を迎えています。両足院は通常非公開の寺院ですが、毎年この時期に特別拝観が行われています。池を取り囲むように植えられているおよそ1,000株のハンゲショウはドクダミ科の多年草で、細く小さい花が咲くと葉の一部が白く色づき、花が終わると葉の色は再び緑に戻る特徴があります。両足院のハンゲショウは今が一番の見頃で、訪れた人たちはハンゲショウの緑と白のコントラストと、時おり吹く風からひとときの涼を感じていました。両足院によりますと、ハンゲショウの見ごろはあと1週間ほど続く見込みだということです。また7月13日まで続く特別拝観の詳細は、両足院のホームページから確認できます。