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住友コレクション 近代以降の名作ずらり 京都市左京区 泉屋博古館

2025年6月22日 12:00

住友家に残る美術工芸品、いわゆる住友コレクションの中から、近代以降の名作を集めた展覧会が、京都市左京区の泉屋博古館で開かれています。この展覧会は、泉屋博古館のリニューアルオープンを記念した特別展の第2弾で、およそ3,500件のコレクションの中から選りすぐった明治・大正以降の作品39件が並びます。なかでも二代川島甚兵衞の作品「猟犬図刺繍額」は、住友家の神戸・須磨海岸の洋館に飾られていたものです。遠目に見ると絵画のようですが、刺繍で巧みに表現された9頭の猟犬の毛並みや、森の中へと駆けていく疾走感に驚かされます。また、大正時代に木島櫻谷が描いた「燕子花図屏風」は、江戸時代を代表する尾形光琳の「燕子花図」を近代的に解釈したと言われていて、より明るい色彩で花の立体感や葉の重なり具合が表現されています。この展覧会「続・帰ってきた泉屋博古館」は、8月3日まで開かれています。

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