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科学や文明の発展に貢献した人をたたえる国際的な賞、京都賞の今年の受賞者が発表されました。
京都賞は、京セラの創業者・稲盛和夫さんが設立した稲盛財団が創設した国際賞で、ことしで40回目を迎えます。20日、京都市内で記者会見が開かれ、今年の受賞者3人が発表されました。このうち、先端技術部門には、帝京大学特任教授で数理工学者の甘利俊一さんが選ばれました。甘利さんは、情報科学の分野で人工知能の進化に大きく貢献する先駆的な研究が認められました。このほか、基礎科学部門には、イギリスの発生生物学者・アジム・スラーニさん、思想・芸術部門にアメリカの心理学者・キャロル・ギリガンさんがそれぞれ選ばれました。授賞式は11月10日に行われ、それぞれ賞金1億円が贈られます。