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京都府内の小学6年生以下の118チームが、リーグ戦で競うセレマカップ少年サッカー。
4月から行われた府リーグ1部・前期の最終節が、6月15日に行われました。
前期の優勝をかけて戦うのは、優勝4回を誇る1位の長岡京SSと、勝ち点1差で2位につけるDIVERT MONOBE FC(ディベルト・モノベFC)です。
長岡京SSはここまで無敗、全勝優勝を目指しています。
【声】長岡京SS 近原俊葵キャプテン
「全員が活躍して点をいっぱい取って、相手を圧倒して勝ちたいです」
一方のMONOBEは綾部市に拠点を置き、創部48年目にして2位はクラブ史上最高順位。
「強く・賢く・楽しく」をモットーに今大会では優勝をめざします。
【声】DIVERT MONOBE FC 中村仁キャプテン
「長岡京戦では焦らずにパスを回して、コンパクトに攻撃をしていきたいです。
守備では身体を張って連続で守備をしていきたい。
「長岡京に勝って優勝しましょう。いくぞ!おー!!」
8人制・20分ハーフの優勝をかけた1戦が始まりました。
長岡京SSは、低学年のときから磨いてきたというドリブルで、序盤から積極的にゴールに向かいます。
対するMONOBEは、身体を張ってゴールを守ります。
お互い、守備・攻撃での全力プレーが光ります。
試合が動いたのは前半17分、MONOBEのチャンス直後でした。
長岡京SSの11番・植野くんがドリブル突破からフリーキックのチャンスを得ます。
この位置と距離からのキックが得意という植野剛くんが直接狙います
ゴール右端に突き刺さる見事なシュートで長岡京SSが先制します。
そして後半4分には、前期8得点の5番・大津喜一郎くんが、バウンドにうまく合わせ、追加点を奪います。
後半7分、さらに11番植野くんのクロスに合わせたのは7番・中島くん。
身長164センチ、チームのエースの得点で、MONOBEを突き放します。
一矢報いたいMONOBE全員がゴールへと向かいます。
最後はキャプテン・中村くんがシュートしますが、バーに阻まれ得点とはなりませんでした。
長岡京SSが、3対0でMONOBEを下し、前期の優勝を決めました。
【声】長岡京SS 近原俊葵キャプテン
「宣言通り全勝優勝できたので良かったです。
全員で攻めて、全員でまもってその一体感が強いチームになりました」
「優勝したぞ!トゥース!!」
惜しくも敗れたMONOBEも、前期の戦いを通して多くのことを学んだようです。
【声】DIVERT MONOBE FC 中村仁キャプテン
「一人一人が体を張って守備を徹底できるようになったり、コーナーキックで失点を許さなかったところが、うまくいったところです。
(後期は)お父さん、お母さんにすごいなって言われる試合をして優勝したいです」