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IHサッカー京都府予選決勝 京都橘高校が東山高校を破り5大会ぶり6回目の優勝

2025年6月9日 18:00

インターハイ・サッカー男子の京都府予選決勝が6月7日に行われ、全国大会に進む京都の代表校が決定しました。
67チームが参加したインターハイ京都府予選。
決勝の舞台へとコマを進めたのは、春の新人戦で京都の頂点に立ち、京都代表として出場した近畿大会でも優勝、5大会ぶりの全国インターハイ出場を目指す京都橘です。
準決勝では、「福知山成美」を相手に、PK戦にもつれ込むなど苦戦を強いられたものの、近畿王者の意地を見せ、決勝へと勝ち上がってきました。
対する5連覇がかかる東山は、今大会ここまで全試合無失点と鉄壁の守備を誇ります。
準決勝「京都共栄」では、激しい球際の攻防が繰り広げられる中、守備から攻撃のリズムをつかみ、4対0と快勝、王座をかけ、ラストステージに挑みます。
ライバル同士の対決となったこの試合、序盤から両チーム一進一退の攻防を繰り広げる中、京都橘は、サイドからのクロスボールやセットプレーなど、多彩な攻撃で相手ゴールに迫ります。
しかし、今大会ここまで無失点で勝ち上がってきた東山は、堅い守りで、簡単には得点を許しません。
0対0で試合を折り返すと、後半先に動いたのは東山でした。
交代カードを切り、攻撃のリズムを変えようと試みます。
中盤でボールを奪い前線に運ぶと、最後は途中交代で入った1年・伴がシュートを放ちますが、枠をとらえきれません。
さらに、9番・田村も果敢に攻め込みますが...、チャンスをものにできません。
一方、京都橘は徐々に相手陣内での攻撃の時間が増え始めます。
5番・西山のシュートは、東山のGK・麻生の好セーブにあい、得点とはなりません。
しかし、このプレーで獲得したCKで再びチャンスに、キッカーは西山。
180センチの長身・礒井が頭で合わせ、待望のゴールが生まれます。
これが決勝点となり、京都橘が、5大会ぶり6回目の優勝を飾りました。

【声】京都橘高校 2年 DF 3 礒井拓夢選手
Q.ゴールシーンを振り返って
「ずっと練習していて練習では決めきれなかったんですけど、本番で決めきることができてうれしいです」
Q.全国への意気込み
「全国に向けて無失点で終われる試合があまり京都橘にはないので、しっかりそこを意識して普段から守備の面や声出しのところを頑張っていきたいです」

【声】京都橘高校 3年 ゲームキャプテン GK 1 平誠都選手
Q.試合を振り返って
「試合の入りから苦しい戦いにはなるとは思っていたんですけど、それでもやっぱりベンチや応援を含めて、京都橘の全員が一致団結して戦えたので、きょうの結果につながったかなと思います」
Q.全国への意気込み
「苦しい戦いが続くかもしれないですけど、また全員で協力して乗り越えて、自分たちの目標にしている日本一に向かっていけたらなと思います」

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