京都市南区吉祥院の久世橋公園が去年10月からのリニューアル工事を終えて再オープンしました。
3日午前9時過ぎ、新しくなった久世橋公園では、大粒の雨が降る中、作業員らが立ち入りを制限していたフェンスを撤去したり、設備の点検を行ったりして公園の再オープンに臨みました。久世橋公園は、開園から68年が経ち、施設の老朽化も進んだことから再整備されることになりましたが、再整備にあたっては、地域住民の意見を募るワークショップが3回開かれました。新しくなった公園は、住民が行き来しやすいように中央に園路が配置され、遊具エリアには複合すべり台やブランコなどが並びます。また災害時の避難場所としての機能も備えていて、マンホールトイレや災害時にはかまどとしても使えるベンチも配置されています。

【京都市建設局緑化推進課の担当者の声】
「京都市の公園も50年以上経った公園がたくさんあります。地域のニーズに沿った整備を進めていきたいと思っています」