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5月30日から3日間、陸上競技の近畿インターハイの出場をかけた京都府予選が、京都市右京区のたけびしスタジアム京都で行われました。
まさに羽が生えたように高く跳んだ鳥羽高校の選手たちに注目します。
女子走高跳決勝 この競技を制したのは 鳥羽高校3年 星本衣月です。
去年 初の全国インターハイ出場を果たすも、全国の舞台では一度も跳躍が成功せず、全国レベルの選手に圧倒されてしまったと振り返ります。
今大会唯一、162センチの跳躍を成功させ 優勝しました。
悔しさを糧に 全国インターハイリベンジに向け好発進です。
さらに 男子走高跳でも鳥羽の選手が躍動します。
バーの高さが上がり、成功者が減っていく中、高さ188センチの跳躍に成功したのは鳥羽の3選手のみとなりました。
近畿インターハイ出場経験を持つ3年の中瀬来、去年の京都府予選は8位と近畿インターハイ出場を逃した2年の濱口昊希、そして1年生ながらベスト3に残った中井和磨です。
バーの高さは3センチ上がり、191センチの挑戦です。
ここまで先輩にくらいついてきた中井でしたが、惜しくも成功とはならず、188センチの記録で3位に!
そして中瀬、濱口は、見事高さ191センチのバーを飛び越え、跳躍に成功します。
3月に発症した腰のケガを抱え 今大会に挑んでいた中瀬は、今後の大会を見据え、ここで挑戦をストップし、191センチの記録で2位となりました。
濱口は バーの高さをさらに5センチ上げ、196cmに挑戦しますが、成功とはならず、中瀬と同記録の191センチで優勝し、躍動した鳥羽高校がトップ3を独占しました。
【声】鳥羽高校 中瀬選手、濱口選手、中井選手
「鳥羽高校 チームハイジャンプ 近畿でも頑張るぞ!おー!」
そして 跳び越える高さではなく、跳び越えていく速さを競う 男子110メートルハードル。
最終学年にして初めて、近畿インターハイへの切符を手にしたのは、浜田瞬です。
切符の行方を左右したのは 1000分の1秒差 でした
【声】鳥羽高校 3年 浜田瞬選手
「ほっとしました。
やっと初めて近畿インターハイにいけたので、ギリギリで予選通過したので、チャレンジャーとしてできるところまでいきたいなと思っています」