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動物をモチーフに鉛筆のみで描く動物画家の琴塚吉太朗さんの個展が、1日から京都市左京区のきんだあらんどで始まりました。京都市出身の琴塚さんは、20代後半から独学で絵をかきはじめ、見たものを正確に描きたいという思いから、8年前から、本格的に動物画家としての活動をスタートしました。それからほぼ毎日のように京都市動物園に通い、硬さの違う12種類の鉛筆を使い分けて、動物を描いています。会場には、京都市動物園と和歌山県のテーマパーク・アドベンチャーワールドの動物を描いた作品17点が展示されていて、鍛え上げられた観察眼と繊細なタッチで描かれた作品はそれぞれの動物の特徴が緻密に表現されています。琴塚さんは「普段、動物の細かい部分だったりとか変わった形や姿勢を見る機会があまりないと思うので、作品を通じて新たな視点をもってもらえたら嬉しい」と語りました。また会場には、動物の画が入ったTシャツや缶バッチなどオリジナル商品も展示販売されているほか、一部、画のレプリカを購入することができます。この作品展は、6月22日まで開かれています。