ニュース
子どもたちの水難事故を防ごうと、泳がずに水に浮いて救助を待つ方法などを親子で学ぶ講習会が31日、京都市左京区で開かれました。この講習会は、日本赤十字社京都府支部が開いたもので、親子連れらおよそ20人が参加しました。指導員らは、まず子どもたちに水に慣れてもらおうと、潜り方や息継ぎの仕方などを教えました。そして、水中を横向きに歩くと、正面で歩くよりも水圧がかからないことを説明し、水中での横歩きの仕方も指導しました。また、おぼれてしまった際に、泳がずに空のペットボトルを投げてもらい、腹の上で浮き具として使う方法も学びました。京都府警によりますと、京都府内で去年1年間に15人が水難事故に遭い、その多くが、夏の時期に発生していて、日本赤十字社京都府支部は、毎年、本格的な夏が始まる前のこの時期に講習会をおこなっています。