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茶道具などを手掛ける「千家十職」の当主の新作などを並べた展覧会が、京都市北区で開かれています。この展覧会は茶の湯の流派である三千家の茶道具などを手掛ける「千家十職」の各当主の新作を中心に展示したもので、会場には、茶碗や釜、掛け軸など茶の湯に関わるおよそ90点もの茶道具が展示されています。このうち京釜師・大西清右衛門さんの茶釜「雷聲釜」のほか、三千家合作の花入や香合などの新作が並びます。新作以外にも樂吉左衛門さんの茶碗や、京焼の家元・十七代 永楽而全さんと塗師(ぬし)・中村宗哲さんの合作「炉縁」は松ぼっくりや松の葉が装飾としてあしらわれています。この展覧会は6月15日まで開かれています。