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サッカーJ1の京都サンガは、リーグ戦全38試合のうちの前半19試合を終えました。
今季から京都サンガに復帰し、チームを支える奥川雅也選手に話を伺いました。
リーグ前半最後の試合となった前節の東京ヴェルディ戦。
数的不利な状況で粘りを見せるも、試合終了間際、ヴェルディに飛び出した強烈な一発に泣き、悔しい敗戦となりました。
それでもサンガは、現在勝ち点31でリーグ4位という好位置をキープしています。
そのリーグ前半、最後の試合で今シーズンの初のフル出場を果たしたのが、今季からサンガに復帰した奥川雅也選手です。
【声】京都サンガ 奥川雅也選手
「コンディション的には、フル出場できる状態にはあります。
自分がボールを持って前に運べるということを信じてもらって、最後まで出させてもらっていたので、結果で応えられたら良かったと思います。
去年とかその前とか、怪我が多かった中で、久しぶりに公式戦フル出場できたのは、自分にとってプラスかなと思います」
10年ぶりにサンガに復帰した奥川選手ですが、日本サッカーとのブランクを感じることなく、
サンガのサッカーに溶け込めたと話します。
【声】京都サンガ 奥川雅也選手
「Jリーグの中でも、他とは違うサッカーをしているのを 見ていたんですけど、 正直ドイツでやっていたサッカーとそこまで変わりはなかったので、チームに入った時も入る前もイメージはできていました。
入ってからは自分のコンディションを整えるだけで、チームの戦術とかはちょっと聞いて、自分の中でフィットしやすかったです。
(ドイツと同じで)京都サンガも前からプレスをかけてショートカウンター。
ミスをしても前にボールを運んでいくというのは、ドイツにいた時から変わらないと思います」
奥川選手はここまで5得点をあげていますが、実は、奥川選手がゴールを決めた試合は5戦5勝とサンガの不敗神話を築いています。
【声】京都サンガ 奥川雅也選手
「家族とか友達とか見てくれている人は言ってくれるので、(ゴールを決めたら全勝は)意識はしていますけど、僕が点を取った試合は勝っているというのは
点を取ったあともみんなが頑張ってくれている証拠だ
と思うので、それが今後も続けばサンガにとっても
良いことなので、続けていけたらいいなと思います。」
ドイツに在籍していた2024年シーズンは、怪我の影響で公式戦に出場する機会がなかった奥川選手。
今は一つの思いを胸に、サッカーに向き合っています。
【声】京都サンガ 奥川雅也選手
「"幸せ"の一言です。
これだけサッカーというか、チームに求められなかったのは初めてだったので、正直「海外に来てまで何してるんやろ」って思っていましたけど、こうして怪我無くできているというのは、サッカー選手として一番の幸せなので、ケアを続けながら、チームのみんなとこういう時間を過ごせているのは"最高に幸せ"です」