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集中豪雨や台風で水害の危険性が高まる出水期を前に、人員や物資の搬送などに備えたヘリコプターの離発着訓練が八幡市役所で行われました。
訓練は、八幡市役所の屋上にあるヘリパッドで行われ、集中豪雨や台風による水害などに備え、ヘリコプター離発着の手順を確認しました。訓練で使われたヘリコプター、京都府警の「へいあん」は、去年、新たに導入されたもので、八幡市の川田市長や八幡警察署の小野署長らがヘリコプターに乗り込み、桂川と宇治川、それに木津川が合流する八幡市内で、台風などの際には水害の危険性が高まる場所を上空から視察し、万が一に備えて情報を共有したということです。八幡市役所のヘリパッドは、災害が発生した際にけが人の救助や陸路が絶たれた場合の救援物資の搬送などに活用されるということです。
【八幡市 川田翔子 市長の声】
「近年、雨の降り方が年々激しくなってきています。ご家庭での備えというのをぜひ再確認してい
ただきたいと思います」
【八幡警察署 小野慶秋 署長の声】
「八幡市は、昔から水害の被害が何度か繰り返されたという歴史もありますので、地域一体となっ て災害に備え、何かあったときには行動を起こせるよう意識付けをしていただきたい」