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祇園祭の山鉾巡行を主催する祇園祭山鉾連合会がクラウドファンディングを立ち上げ、寄付を呼びかけています。このクラウドファンディングは、2017年から毎年実施していて、集まった資金は、主に山鉾巡行などの警備費用に充てているということです。祇園祭は、毎年7月に行われ、去年、前祭の巡行当日にはおよそ14万人が訪れ、山鉾連合会だけで、宵山期間や巡行当日の警備などに例年およそ2500万円の経費がかかるということです。山鉾連合会はクラウドファンディングを立ち上げ、同じ時刻に京都市内で記者会見を開きました。目標は300万円で、寄付の返礼品は5000円から15万円まで額に応じて、厄よけのちまきや京扇子などを用意し、15万円を寄付した人には、後祭の巡行当日に、山鉾の辻回しを間近で見られる特等席を提供するということです。クラウドファンディングは今年で9回目で、去年はのべ848人からおよそ1700万円が集まりました。祇園祭山鉾連合会のクラウドファンディングは、7月19日までです。